Interactive Network Learning

Webアクセスの成功と通信失敗を、最初から最後まで追う

正常なWebアクセス、NXDOMAINによる名前解決失敗、FirewallによるTCP SYN破棄、戻り経路不在を切り替え、DNS、ARP、TCP、TLS、HTTPが進む条件と止まる地点を、パケット位置とヘッダ差分が同期するタイムラインで確認します。

9つのステップ

1. 名前解決

DNSキャッシュを確認し、ResolverへAレコードを問い合わせます。

2. LAN配送

別ネットワーク宛ての次ホップであるデフォルトゲートウェイをARP解決します。

3. 接続と暗号化

TCP 3-way handshakeとTLS 1.3 handshakeでHTTPS通信路を確立します。

4. HTTPと戻り通信

HTTP GETと200 OKを往路・戻り経路の両方で確認し、接続をKeep-Aliveします。

DNS名前解決失敗の4ステップ

1. キャッシュミス

ブラウザとOSに有効な回答がなく、Resolverへの問い合わせが必要になります。

2. DNS問い合わせ

存在しないホスト名のAレコードをUDP/53でResolverへ問い合わせます。

3. NXDOMAIN

RCODE 3を受信し、問い合わせ名が存在しないことをヘッダとdig出力で確認します。

4. 通信停止

宛先IPが得られないため、Web Server向けARP、TCP、TLS、HTTPへ進まないことを確認します。

Firewall Dropの6ステップ

1. DNSとARP成功

名前解決とGateway到達は成功しており、失敗箇所がその先にあることを確認します。

2. TCP SYN送信

Web ServerのTCP/443へ送ったSYNがFirewallまで到達します。

3. 暗黙のDrop

Firewallが応答を返さず破棄し、DropとREJECT/RSTの違いを確認します。

4. 再送とTimeout

同一SYNの再送後に接続がタイムアウトし、TLSやHTTPへ進まないことを確認します。

戻り経路なしの7ステップ

1. DNSとARP成功

名前解決とローカルGatewayへの到達が成功していることを確認します。

2. 往路SYN到達

サーバー側captureで受信SYNを確認し、ClientからWeb Serverまでの往路を切り分けます。

3. SYN/ACK送信

Web Serverが応答を生成しており、TCP/443の待受が正常であることを確認します。

4. 復路断とTimeout

Firewallの経路表と両端captureを比較し、応答未達によってTLSへ進まないことを確認します。

学習の焦点

MACとIPの役割

ルータを越えると次ホップ用MACアドレスが変わり、NATがなければ送信元・宛先IPは維持されることを差分で確認します。

暗号化後のHTTP

TLS確立後、HTTPメソッド、パス、レスポンス本文がApplication Dataとして暗号化されることを確認します。

戻り経路

往路だけでなく、ルーティングとFirewall状態が戻り通信にも必要であることを確認します。

よくある質問

実際のネットワークへ通信しますか?
いいえ。シナリオに定義した模擬イベントをブラウザ内で再生し、実コマンドや実パケットキャプチャは行いません。
どのプロトコルを確認できますか?
Ethernet、ARP、IP、TCP、UDP、DNS、TLS 1.3、HTTPの関連ヘッダを確認できます。
4シナリオの所要時間は合計約25分です。Free、登録不要、保存なしで利用できます。