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運用・監視 / BCP/DR

RPOとは

Recovery Point Objective。障害時に、どの時点までのデータを戻せればよいかという目標です。

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この記事で学べること

RPOを、定義だけで終わらせず、現場で出てくる場面、確認材料、見落としやすい点、関連語とのつながりまで順に確認できます。

  1. RPOの役割と責任境界
  2. RPOの変更時の確認点
  3. RPOのログとの突合
  4. RPOの早合点しやすい点
  5. RPOのレビュー完了の条件

RPOの役割と責任境界

RPO(Recovery Point Objective)は、障害時に、どの時点までのデータを戻せればよいかという目標です。

BCP/DRの作業では、RPOを「検知、判断、担当、期限、復旧、再発防止をつなげる」ための言葉として扱います。値や名称を覚えていても、どの画面、どのログ、どの経路で効いているかを言えなければ、変更後の説明や障害報告には使いにくくなります。

RTO、バックアップ、レプリケーションと並べると、RPOが前提なのか、結果なのか、確認手段なのかを分けやすくなります。

RPOの変更時の確認点

バックアップ間隔、データ保護、DR要件で使います。

作業前には、対象、確認元、利用者影響、戻し条件を短く書き出します。ここを曖昧にしたまま値を直すと、作業後に成功した通信だけが残り、なぜその状態で完了と判断したかを説明できません。

  • RPOを使う対象と所有者を確認する。
  • 正常時、変更前、変更後の差分を同じ観点で比較する。
  • RTO、バックアップ、レプリケーションとの関係を作業メモに残す。

RPOのログとの突合

バックアップ間隔、成功率、レプリケーション遅延、復元確認を確認します。

証跡には、時刻付きログ、メトリクス、チケット、作業記録、復旧判断、事後レビューを同じ時刻帯でそろえます。画面の表示だけ、単発の疎通結果だけ、誰かの口頭説明だけでは、後から別の担当者が再確認できません。

  • 確認した場所、コマンド、画面名、時刻を残す。
  • 成功結果だけでなく、失敗時のログやエラーも保存する。
  • 値の根拠をチケット、台帳、設計資料へ紐付ける。

RPOの早合点しやすい点

数値や状態名だけでは、誰が何を判断し、どの時点で利用者影響とみなすかは決まらない。RPOでも、表示上の有効化、単発の成功、設定値の一致だけで完了にすると、例外条件や古い経路が残る場合があります。

似た用語との差は、説明文の言い換えではなく作業結果で確認します。RTO、バックアップ、レプリケーションのどれが入力で、どれが制御で、どれが確認結果なのかを分けると、レビューで話が戻りにくくなります。

  • 単一の画面、単一のログ、単一の成功結果だけで完了にしない。
  • 一時例外には理由、期限、削除条件を付ける。
  • 影響が残る利用者、経路、権限、データを明記する。

RPOのレビュー完了の条件

引き継ぎでは、RPOの説明だけでなく、次に見る資料、異常時の連絡先、戻し判断の条件を残します。作業の最後に、設定値、利用者影響、証跡、関連語がつながっているかを確認します。

RPOを単独の知識で閉じず、RTO、バックアップ、レプリケーションと並べて説明できれば、設計、障害対応、監査のどの場面でも使いやすくなります。

  • 作業後の確認結果と残課題を同じ記録に残す。
  • 次回見直しの条件と担当を決める。
  • 関連語としてRTO、バックアップ、レプリケーションを添え、次の調査順を示す。

関連語

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