Network Design Pack

ネットワークの設計資料を、迷わず作り始める

機器設定、構成メモ、接続表、変更予定のConfigを貼り付けると、構成図、配線表、IP/VLAN台帳、変更前レビューのたたき台を作れます。全部を一度に使う必要はありません。いま手元にある資料から始めて、足りない部分だけ後から補えます。

手元にある資料から始める

機器設定がある

古い設計書しかない、現状を棚卸ししたい、移行前に設定を読み直したい場合の入口です。機器設定から表、構成図の材料、変更レビューの材料を作ります。

構成メモがある

新規構築や更改で、拠点、VLAN、サブネット、ファイアウォール境界を整理したい場合の入口です。まず通信のまとまりを図にし、必要に応じて物理配線へ進みます。

構成図は3種類に分けて考える

構成図は、最初から細かく描くと迷いやすくなります。まず論理構成図で通信のまとまりを決め、AWS部分はクラウド構成図で配置を確認し、最後に物理構成図で機器とポートへ落とすと整理しやすくなります。

1論理構成図

拠点、VLAN、サブネット、通信の境界を整理する。

決めること: どの通信をどこで分けるか
2AWSクラウド構成図

VPC、サブネット、ルート、セキュリティグループ、ログを整理する。

決めること: クラウド上の部品をどこに置くか
3物理構成図

機器、ポート、ケーブル、対向機器、帯域、設置場所を整理する。

決めること: どの機器のどのポートへつなぐか
新規・更改設計

論理構成図から始め、必要なクラウド配置と物理配線へ順番に細かくします。

既存環境の棚卸し

機器設定から構成図へ戻し、不明点を台帳や変更レビューで補います。

提出前レビュー

3つの図を並べ、通信の境界、クラウド配置、ポート/配線の矛盾を確認します。

最低限そろえる資料

2. 通信の構成図

拠点、サブネット、VLAN、ファイアウォール境界、クラウド接続を図にして、通信の分け方を確認します。

3. 配線とポートの図

機器、ポート、ケーブル、対向機器、帯域、ラック位置を整理し、現地作業やレビューで見られる資料にします。

作業の種類で選ぶ

現状を整理する

機器設定、論理構成図、IP/VLAN台帳を使い、いまのネットワークがどうなっているかを見える形にします。

図面を作る

論理構成図、クラウド構成図、物理構成図を使い、設計の粒度に合わせて図面を作ります。

変更前に確認する

Config差分、リスクレビュー、設計レビュー用メモを使い、影響範囲と切り戻し観点を整理します。

現地作業を準備する

ラック内配置、配線表、ポート収容、電源系統、作業メモを整理します。

必要な補助だけ足す

通信要件、CIDR分割、CIDR重複、VLANメモ、Config雛形は、必要になったときだけ使えます。

入力と成果物の対応

入力: 機器設定

成果物: 設定表、未分類行、論理構成図の材料、確認コマンド、変更レビューの材料。

入力: 設計メモ・構成メモ

成果物: 論理構成図、物理構成図、ラック配置案、境界の確認、レビュー観点、会議用Markdown。

入力: 接続表・配線表

成果物: 物理構成図、ラック搭載メモ、配線表レビュー、ポート収容チェック、重複や不整合の確認。

入力: 現行設定と変更予定設定

成果物: 追加/削除/変更なしの行数、差分カテゴリ、投入順序の注意、切り戻し確認ポイント、チケット貼り付け用Markdown。

このパックでできること

機器設定を棚卸しする

Cisco、FortiGate、Junos、Yamaha、NEC、Arubaなどの設定から、VLAN、ポート、経路、アクセス制御、管理設定を抜き出します。

論理構成図へ戻す

抽出した機器、IPアドレス、VLANを、サブネット、ファイアウォール境界、クラウド接続を中心にした図へ整理します。

物理構成図へ落とす

論理図や接続表を、機器、ポート、配線、帯域、ゾーン境界、配線表、ポート表へ展開します。

ラック内配置を決める

機器、パッチパネル、PDU、ブランクをU単位で配置し、空きU、重量、A/B電源負荷を確認します。

変更前にレビューする

台帳、配線表、通信要件、Config差分、Configリスク、設計レビュー統合メモへつなげ、変更チケットやレビュー会議に貼り付けやすい形へ整えます。

このページが補うこと

転記作業を減らす

機器設定や接続表から、構成図、台帳、レビュー用メモへ使い回せる材料を作ります。

図面と表をつなげる

物理構成図は、図だけでなくポート、帯域、配線、台帳、レビュー観点と一緒に確認できます。

確認すべき点を残す

機器設定だけでは設計意図を完全には読めません。InfraEngKitは、レビューできるたたき台と要確認事項を作る位置付けです。

慣れてきたらまとめて使う

物理構成図 + 配線表レビュー

ポート、対向機器、VLAN、LAGは同じ情報を見ます。図と表を一緒に確認すると、配線ミスを見つけやすくなります。

台帳 + CIDR/VLAN補助

アドレスやVLANの重複を確認しながら台帳を整えると、設計資料の入口が散らばりません。

Config差分 + リスク確認

投入予定Configを確認するときは、差分の内容と危険な行を同じ流れで見ると判断しやすくなります。

通信要件 + 申請メモ

送信元、宛先、プロトコル、ポート、用途を整理して、ファイアウォール申請やレビュー用メモへつなげます。

推奨する使い始め方

既存環境を調べるなら機器設定の整理、新しく設計するなら論理構成図、配線やポートを確認するなら物理構成図、搭載順や空きUが気になるならラック内配置、作業直前ならConfig差分レビューから始めます。

どこから始めるべきか

既存環境の棚卸し

まず機器設定を表にします。古い設計書より実機の設定のほうが正しい可能性が高い場合に向きます。

更改・新規設計

まず論理構成図を作ります。拠点、クラウド、VLAN、ファイアウォール境界、通信方向を決めてから物理構成へ進みます。

配線・ポート整理

まず物理構成図を作ります。機器、接続元/接続先ポート、帯域、ゾーンを整理し、配線表レビューへ進みます。

ラック搭載・現地作業準備

まずラック内配置設計。1U/2U/4U機器の搭載位置、空きU、重量、電源系統、作業メモを整理します。

変更投入前レビュー

Config差分・投入影響レビューから入り、必要に応じて設定表、台帳、構成図へ戻って根拠を補います。

関連する補助ツール

よくある質問

ネットワーク設計パックはどこから始めればよいですか?
手元に機器設定がある場合は機器設定の整理から、これから設計する場合は論理構成図から、配線やポートを確認したい場合は物理構成図から、変更作業前は差分レビューから始めます。
毎回すべてのツールを使う必要がありますか?
いいえ。いま困っている作業だけ開けば使えます。設計書を作りたい、配線を確認したい、変更前に見直したい、という目的ごとに入口を選べます。
設計途中で前工程に戻ってもよいですか?
はい。台帳や変更前レビューで不明点が見つかった場合は、構成図、配線表、機器設定の整理へ戻って根拠を補えます。
このページはFR-144、FR-153、FR-159、FR-160、FR-161、FR-162に紐づくネットワーク設計支援の入口です。入力内容は原則ブラウザ内で処理し、秘密情報、APIキー、パスワードの入力は不要です。