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DNS・名前解決 / DNS

AAAAレコードとは

IPv6 address record。ドメイン名に対応するIPv6アドレスを示すDNSレコードです。

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この記事で学べること

AAAAレコードを、定義だけで終わらせず、現場で出てくる場面、確認材料、見落としやすい点、関連語とのつながりまで順に確認できます。

  1. AAAAレコードを読むときの前提
  2. IPv6優先の影響を見る
  3. 意図しないIPv6公開を防ぐ
  4. 切替と戻しをIPv4と分ける
  5. 変更証跡と引き継ぎ

実務メモ

IPv6だけ失敗する経路と公開範囲を確認する

どこで効くか

AAAAレコードはFQDNをIPv6接続先へ向けます。IPv6が有効な端末やブラウザではAAAAが優先されることがあり、IPv4では正常でもIPv6利用者だけ失敗する障害が起きます。

残す証跡

証跡にはFQDN、旧IPv6、新IPv6、Aレコードの回答、TTL、問い合わせ先DNS、IPv6経路、FW/Security Group、HTTP/TLS確認、確認元、確認時刻を残します。

避けたい誤解

CDNやクラウドでAAAAが意図せず公開されると、IPv4側だけで設計したFWやWAFを通らない可能性があります。IPv6監視が無いと公開後の障害検知も遅れます。

まず確認すること

  • AとAAAAの回答差を確認する
  • IPv6でのTCP/HTTPS疎通を確認する
  • IPv6側のFW、WAF、ログを確認する

AAAAレコードを読むときの前提

AAAAレコードは、FQDNをIPv6アドレスへ対応付けるDNSレコードです。IPv6対応のWeb、API、CDN、クラウドサービスでは、クライアントがAレコードよりAAAAレコードを優先して接続することがあります。

実務では、AAAAの値だけでなく、IPv6経路、Firewall、Security Group、LB/CDNのIPv6有効化、証明書SAN、Aレコードとの整合を確認します。IPv4では正常でもIPv6だけ失敗する障害は、AAAAの残存や経路未整備で起きます。

証跡には、FQDN、AAAAの旧IPv6/新IPv6、Aレコードの回答、TTL、問い合わせ先DNS、確認元のIPv6可否、疎通結果、確認時刻を残します。

IPv6優先の影響を見る

多くの端末やブラウザはIPv6が使える場合にAAAA回答を試します。AAAAが公開されているのにIPv6経路やFWが未整備だと、一部利用者だけ接続が遅い、または失敗する状態になります。

確認では、AだけでなくAAAA、IPv6の経路、TCP/HTTPS、証明書を同じ条件で見ます。社内だけIPv6無効、外部だけIPv6有効という差もあります。

  • AとAAAAの両方の回答を保存する。
  • IPv6でのTCP/HTTPS疎通を確認する。
  • 利用者端末のIPv6有効/無効を分ける。

意図しないIPv6公開を防ぐ

クラウドやCDNの設定でAAAAが自動的に公開されると、IPv4側だけを想定したFWやWAFを迂回する可能性があります。公開前レビューでは、IPv6側のSecurity Group、ACL、WAF、ログ取得を確認します。

IPv6はNAT前提ではない構成も多く、アドレスの見え方や許可範囲がIPv4と異なります。Aレコードの運用ルールをそのまま当てはめない方が安全です。

  • IPv6公開が意図したものか確認する。
  • IPv6側のFW、WAF、ログを確認する。
  • IPv4とIPv6の許可範囲を別々にレビューする。

切替と戻しをIPv4と分ける

IPv4の切替だけを戻しても、AAAAが新環境を指したままだとIPv6利用者は戻りません。DNS切替や障害対応では、AとAAAAの旧値、新値、TTL、戻し条件を別々に残します。

CDNやSaaSでは、IPv6対応の有効/無効がDNS回答に反映されます。サービス側設定、DNS回答、実通信を同じ時刻で確認します。

  • AとAAAAの戻し手順を分けて書く。
  • IPv6利用者での確認結果を保存する。
  • サービス側IPv6設定とDNS回答を突合する。

変更証跡と引き継ぎ

AAAAレコード変更では、IPv6アドレス、TTL、権威DNS、再帰DNS、IPv6経路、FW、証明書、監視をまとめて記録します。IPv6だけ監視していない状態は、公開後の検知漏れにつながります。

引き継ぎでは、IPv6公開の意図、Aレコードとの差分、関連語としてDNS、Aレコード、FQDN、TTL、Firewall、Security Groupを残すと確認しやすくなります。

  • IPv6監視とログ保存先を確認する。
  • AAAAの削除条件と戻し条件を残す。
  • IPv4/IPv6の利用者影響を分けて説明する。

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