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ネットワーク / L2ネットワーク

ブロードキャストドメインとは

Broadcast domain。ブロードキャストが届く範囲です。一般にVLANやサブネット単位で区切ります。

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この記事で学べること

ブロードキャストドメインを、定義だけで終わらせず、現場で出てくる場面、確認材料、見落としやすい点、関連語とのつながりまで順に確認できます。

  1. ブロードキャストドメインを読むときの前提
  2. VLANとサブネットを対応付ける
  3. DHCPとARPの影響を見る
  4. ループ時の被害範囲を考える
  5. 変更証跡と引き継ぎ

実務メモ

VLANがどこまで伸び、何へ影響するかを確認する

どこで効くか

ブロードキャストドメインはARPやDHCP discoverが届くL2範囲です。VLAN設計、DHCP障害、ARP増加、L2ループ、broadcast stormの影響範囲を考えるときに使います。

残す証跡

証跡にはVLAN ID、サブネット、gateway、収容ポート、Trunk許可、DHCP relay、端末数、ARP量、broadcast量、STP状態、影響利用者を残します。

避けたい誤解

VLANを広げすぎると、一部の誤配線やループが広範囲へ波及します。逆に資料上のVLAN範囲と実際のTrunk許可が違うと、DHCPやARPの切り分けを誤ります。

まず確認すること

  • VLAN ID、サブネット、gatewayを対応付ける
  • TrunkでどこまでVLANが伸びるか確認する
  • DHCP、ARP、broadcast量を確認する

ブロードキャストドメインを読むときの前提

ブロードキャストドメイン(Broadcast domain)は、ARP requestやDHCP discoverなどのブロードキャストが届くL2範囲です。一般にはVLAN単位で区切られ、L3 gatewayを越えてそのまま広がることはありません。

実務では、VLAN設計、端末収容、DHCP障害、ARP増加、L2ループ、ブロードキャストstormの影響範囲を考えるときに使います。範囲が広すぎると、一部の異常が多くの端末へ波及します。

設計資料には、VLAN ID、サブネット、gateway、収容ポート、Trunk許可、DHCP relay、ブロードキャスト抑制、影響利用者を残します。

VLANとサブネットを対応付ける

多くの環境では、1つのVLANに1つのIPサブネットを対応させます。この対応が資料と実機でずれると、DHCP、ARP、gateway、FW申請の前提が崩れます。

例外的に複数サブネットを同じVLANに載せる場合は、なぜ必要か、どの通信が同じブロードキャストドメインにいるかを明記します。単に疎通するだけでは、影響範囲を説明できません。

  • VLAN ID、サブネット、gatewayを同じ表で管理する。
  • Trunkでどこまで同じVLANが伸びるか確認する。
  • 例外的な複数サブネット収容の理由を残す。

DHCPとARPの影響を見る

ブロードキャストドメイン内では、DHCP discoverやARP requestが同じ範囲へ届きます。DHCPが取れない場合は、端末がいるVLAN、DHCP relay、サーバー到達性、scope枯渇を分けて確認します。

ARPが増えすぎる場合や端末数が多すぎる場合は、端末増加、ループ、誤ったTrunk拡張、不要なVLAN許可を疑います。単にL3経路を見るだけでは原因に届きません。

  • DHCP relay、scope、端末VLANを確認する。
  • ARP量、broadcast量、端末数を比較する。
  • 不要に広がったTrunk許可を確認する。

ループ時の被害範囲を考える

L2ループやbroadcast stormが起きると、同じブロードキャストドメイン内の端末へ広く影響します。STP、storm control、MAC flapping、CPU高騰、link flapログを合わせて見ます。

設計では、利用者区分や業務重要度ごとにVLANを分け、不要に大きなブロードキャストドメインを作らないことが重要です。分割しすぎると運用が複雑になるため、利用者数、障害影響、FW境界で判断します。

  • storm controlやSTP保護の有無を確認する。
  • 同じVLANにいる利用者と重要システムを洗い出す。
  • 障害時に切り離すポートや上位Trunkを決める。

変更証跡と引き継ぎ

ブロードキャストドメインを変える作業では、VLAN追加、Trunk拡張、サブネット変更、DHCP relay変更、gateway変更が関係します。変更前後で同じ範囲へ何が届くようになったかを残します。

引き継ぎでは、どのVLANがどこまで伸びるか、障害時にどの範囲へ影響するか、関連語としてVLAN、スイッチ、Trunk、ARP、DHCPを残すと確認しやすくなります。

  • VLANの収容範囲とTrunk経路を保存する。
  • DHCP/ARP/broadcastの確認結果を残す。
  • 分割や統合の判断理由を記録する。

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