ネットワーク / 疎通確認
pingとは
Packet Internet Groper。相手に届くかをICMPで確認する代表的なコマンドです。
用語集内のカードを見るネットワーク / 疎通確認
Packet Internet Groper。相手に届くかをICMPで確認する代表的なコマンドです。
用語集内のカードを見るpingを、定義だけで終わらせず、現場で出てくる場面、確認材料、見落としやすい点、関連語とのつながりまで順に確認できます。
実務メモ
pingは初動切り分けで便利ですが、ICMP Echoの応答確認にすぎません。実務では実行元、宛先IP、FQDNの名前解決結果、ICMP許可、遅延、loss、MTU影響を分けて見ます。
証跡には実行元、宛先、FQDN、解決後IP、回数、サイズ、DF指定、結果、loss率、遅延、実行時刻、同時に確認した経路表、FWログ、DNS回答を残します。
pingが通っても業務ポートが通るとは限りません。pingが失敗してもICMPだけが遮断されている場合があります。名前指定のpingではDNS差分を見落としやすいです。
pingは、ICMP Echo Request/Echo Replyを使って、指定した宛先から応答が返るかを確認するコマンドです。初動切り分けでは便利ですが、ping成功は業務通信の成功を保証しません。TCP/UDPのポート、名前解決、戻り経路、FW policyは別に確認します。
実務では、送信元、宛先IP、名前解決結果、実行元セグメント、ICMP許可、遅延、packet loss、MTU影響を分けて見ます。どこから打ったpingかを残さないと、利用者端末からの見え方と監視サーバーからの見え方が混ざります。
証跡には、実行元、宛先、名前解決結果、回数、サイズ、結果、時刻、同時に見た経路表やFWログを残します。
pingが成功しても、Web、SSH、DB接続などの業務ポートが通るとは限りません。逆にpingが失敗しても、ICMPだけがFWやクラウドSecurity Groupで遮断され、業務通信は通ることがあります。
切り分けでは、ping結果を「L3到達性の参考」として扱い、TCP疎通、DNS、FWログ、アプリログと合わせて判断します。特にクラウドやインターネット境界では、ICMPが明示的に落とされる構成もあります。
FQDNへpingする場合、最初に名前解決結果を確認します。DNSの回答が旧IP、別リージョン、別回線向けになっていると、ネットワーク経路ではなく名前解決が原因になります。
同じ宛先名でも、社内DNS、外部DNS、端末キャッシュで回答が違うことがあります。ping結果には、実際に解決されたIPと問い合わせ元を残します。
pingは到達可否だけでなく、遅延やpacket lossの傾向を見る用途にも使います。ただしICMPは優先度が低く処理される機器もあり、pingの遅延だけで回線品質を断定しない方が安全です。
MTU問題を疑う場合は、サイズやDF bitを変えて確認します。小さいpingは通るが大きい通信が落ちる場合、Path MTU Discovery、トンネル、FWのICMP制御を確認します。
変更作業のping確認では、変更前後、送信元ごと、宛先ごとに結果を残します。監視サーバーから通ることと、利用者端末から通ることは別なので、代表点を決めて確認します。
引き継ぎでは、pingで何を確認し、何を確認していないかを明記します。関連語としてICMP、traceroute、DNS、ルートテーブル、Firewallを残すと、次の切り分けへ進みやすくなります。
同じ主要カテゴリの用語をまとめて確認できます。現在の用語を起点に、前後の用語へ進むと文脈を保ったまま読み進められます。