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ネットワーク / L2ネットワーク

Native VLANとは

Native VLAN。Trunkポートでタグなしフレームを扱うときに使われるVLANです。

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この記事で学べること

Native VLANを、定義だけで終わらせず、現場で出てくる場面、確認材料、見落としやすい点、関連語とのつながりまで順に確認できます。

  1. Native VLANを読むときの前提
  2. 対向一致を最優先で確認する
  3. 未使用VLANへ逃がす設計
  4. タグ付き/タグなしを分ける
  5. 変更証跡と引き継ぎ

実務メモ

タグなし通信の用途と対向一致を明記する

どこで効くか

Native VLANはTrunkでタグなしフレームを受けるVLANです。古い機器、AP、仮想基盤、管理通信で残ることがあり、対向不一致や不要な混入の原因になります。

残す証跡

証跡にはTrunkポート、対向ポート、Native VLAN ID、タグなし通信の用途、allowed VLAN、mismatchログ、SVI有無、変更前後の対向設定を残します。

避けたい誤解

初期値のまま業務VLANや管理VLANをNative VLANにすると、タグなしフレームが意図しないネットワークへ混ざります。未使用VLANへ逃がす場合も、SVIや経路がないことを確認します。

まず確認すること

  • Native VLAN IDを対向で一致させる
  • タグなし通信が必要な理由を確認する
  • 未使用VLANのSVIや経路がないか確認する

Native VLANを読むときの前提

Native VLANは、802.1Q Trunkでタグなしフレームを受け取ったときに所属させるVLANです。通常のVLAN通信はタグ付きで運びますが、Native VLANだけはタグなしを扱うため、対向不一致や不要な混入が問題になりやすい設定です。

Native VLANは、単に初期値を残す項目ではありません。スイッチ間接続、古い機器、AP、仮想基盤、管理通信でタグなしを使う理由があるか、対向と一致しているか、未使用VLANへ逃がしているかを確認します。

設計資料には、Trunkポート、対向ポート、Native VLAN ID、タグなし通信の用途、allowed VLAN、mismatch時のログ確認、変更時の戻し条件を残します。

対向一致を最優先で確認する

Native VLAN mismatchは、Trunkの片側がタグなしフレームを別VLANとして扱う状態です。通信断だけでなく、意図しないVLAN混入やSTPの警告につながります。

スイッチ間では、両端のNative VLANを同じ値にするか、タグなし通信を使わない設計に寄せます。機器ごとに初期Native VLANが違う場合や、古い設定が残る場合は特に注意します。

  • Native VLAN IDを対向ポートと突合する。
  • mismatchログとCDP/LLDP情報を保存する。
  • タグなし通信が本当に必要か確認する。

未使用VLANへ逃がす設計

セキュリティを意識する構成では、Native VLANを利用者VLANや管理VLANではなく、未使用でルーティングしないVLANに設定することがあります。タグなしフレームが来ても業務ネットワークへ混ざらないようにするためです。

ただし、未使用VLANにしただけでは十分ではありません。そのVLANが他のTrunkで許可されていないか、SVIがないか、監視やログで異常に気づけるかを確認します。

  • Native VLANが業務VLANや管理VLANでないか見る。
  • 未使用VLANのSVIや経路がないことを確認する。
  • allowed VLANから不要なNative VLANを外す。

タグ付き/タグなしを分ける

APや仮想基盤では、管理通信をuntagged、利用者通信をtaggedにする設計があります。この場合、どの通信がタグなしで、どの通信がタグ付きかを資料に残さないと、切替や更改時に混乱します。

障害時は、端末のVLANだけでなく、APやサーバーのNIC設定、hypervisorのport group、スイッチ側Trunk設定を合わせて見ます。片側だけtagged/untaggedの前提が違うと、特定通信だけ落ちます。

  • untaggedの用途とtagged VLANを分けて記録する。
  • AP、サーバー、仮想基盤側のVLAN設定を確認する。
  • 代表通信ごとにタグの有無を確認する。

変更証跡と引き継ぎ

Native VLAN変更では、対向作業、allowed VLAN、STP状態、mismatchログ、業務影響を同時に確認します。片側だけ変えると、変更直後に警告や通信断が出ることがあります。

引き継ぎでは、なぜそのNative VLANにしているか、タグなし通信が残っているか、将来削除できる条件を残します。関連語としてTrunk、VLAN、STP、LACPを並べると確認しやすくなります。

  • 変更前後のNative VLANと対向設定を保存する。
  • mismatchログが消えたことを確認する。
  • タグなし通信の所有者と削除条件を残す。

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