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セキュリティ・認証 / TLS/PKI

OCSPとは

Online Certificate Status Protocol。証明書が失効していないかをオンラインで確認する仕組みです。

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詳細な図解

オンライン失効確認の問い合わせ経路
クライアント証明書を受け取る
証明書AIAOCSP URLを参照
OCSP respondergood/revoked/unknownを取得
TLS判断接続継続または警告を判断
  • responder到達性を見る
  • soft-failかhard-failか確認
  • stapling有無と合わせて見る

この記事で学べること

OCSPを、定義だけで終わらせず、現場で出てくる場面、確認材料、見落としやすい点、関連語とのつながりまで順に確認できます。

  1. OCSPを読むときの前提
  2. 失効確認と接続失敗を分ける
  3. OCSP staplingと合わせて見る
  4. 社内PKIや閉域環境での注意
  5. 変更証跡と引き継ぎ

実務メモ

失効、unknown、到達不可を同じエラーにしない

どこで効くか

OCSPは公開Web、API、社内PKI、端末証明書、mTLSの失効確認で効きます。証明書期限は正常でも、responder到達性やクライアント側の失効確認ポリシーで接続が変わります。

残す証跡

証跡には対象FQDN、証明書シリアル、issuer、OCSP URL、応答ステータス、thisUpdate、nextUpdate、確認元、stapling有無、失敗したクライアントを残します。

避けたい誤解

OCSP responderに到達できない状態を証明書失効と誤解すると対応を誤ります。soft-failとhard-failの違い、FWやプロキシによる遮断、古いstapleの影響を分けて確認します。

まず確認すること

  • OCSP応答の原文と時刻を保存する
  • 到達不可とrevokedを分類する
  • staplingとCRLの代替確認を行う

OCSPを読むときの前提

OCSP(Online Certificate Status Protocol)は、証明書が失効していないかをオンラインで確認する仕組みです。クライアントは証明書内のAIAに書かれたOCSP responderへ問い合わせ、good、revoked、unknownなどの結果を受け取ります。

実務では、証明書期限だけでなく、OCSP responderの到達性、応答期限、soft-failかhard-failか、OCSP staplingの有無、プロキシやFWの影響を見ます。

証跡には、対象FQDN、証明書シリアル、issuer、OCSP URL、応答ステータス、thisUpdate、nextUpdate、確認元、確認時刻を残します。

失効確認と接続失敗を分ける

OCSPの問題は、証明書自体が失効している場合と、OCSP responderへ到達できない場合で対応が違います。失効なら証明書の再発行や差し替えが必要で、到達性問題ならネットワークやCA側の可用性を確認します。

ブラウザやライブラリによって、OCSP確認に失敗したときの扱いが異なります。soft-failなら接続が継続することがあり、hard-failなら業務停止に見えることがあります。

  • revoked、unknown、到達不可を分ける。
  • クライアントごとの失敗挙動を確認する。
  • FWやプロキシがOCSP通信を遮断していないか見る。

OCSP staplingと合わせて見る

OCSP staplingが有効な場合、サーバーがOCSP応答をTLS接続時に添付します。クライアントが外部のOCSP responderへ直接問い合わせる必要を減らせますが、サーバー側の取得失敗や古い応答のキャッシュが問題になります。

切り分けでは、stapleが返っているか、有効期限内か、対象証明書とissuerに対応しているかを確認します。中間証明書の不備があると、OCSP以前にチェーン検証で失敗します。

  • stapling有無と応答期限を確認する。
  • サーバー側のOCSP取得ログを見る。
  • 中間証明書の提示状態も確認する。

社内PKIや閉域環境での注意

社内PKIや閉域環境では、端末やサーバーがOCSP responderへ到達できない構成になりがちです。VPN、プロキシ、ゼロトラスト接続、FWルールにより、失効確認だけが失敗することがあります。

端末証明書やmTLSでは、失効確認の失敗が認証失敗に直結する場合があります。OCSPとCRLのどちらを使うか、到達性をどう確保するかを設計時に決めます。

  • OCSP URLへ到達できる経路を確認する。
  • 閉域端末のプロキシ設定を確認する。
  • 失効確認失敗時の認証挙動を記録する。

変更証跡と引き継ぎ

OCSP対応では、対象証明書、OCSP responder、応答結果、到達性、stapling状態、影響端末、暫定回避、恒久対応を残します。単に「証明書エラー」とまとめると再発時に追えません。

引き継ぎでは、Web基盤担当、端末管理者、PKI管理者、関連語としてCRL、OCSP stapling、証明書チェーン、mTLSを残すと確認しやすくなります。

  • OCSP応答の原文と時刻を保存する。
  • 失効、unknown、到達不可を分類する。
  • staplingとCRLの代替確認を残す。

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