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セキュリティ・認証 / TLS/証明書

SANとは

Subject Alternative Name。証明書が有効なホスト名を複数記載する項目です。

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詳細な図解

証明書が有効な名前を列挙する項目
利用者FQDN実際の接続名を洗い出す
CSR/SANDNS名やIPをSANへ入れる
発行証明書CAがSAN付きで発行
TLS検証クライアントが接続名と照合
  • CNではなくSANを確認
  • ワイルドカード範囲に注意
  • CNAME先と接続名を混同しない

この記事で学べること

SANを、定義だけで終わらせず、現場で出てくる場面、確認材料、見落としやすい点、関連語とのつながりまで順に確認できます。

  1. SANを読むときの前提
  2. CNではなくSANを見る
  3. ワイルドカードとCNAMEの範囲
  4. SNIと終端点差分を確認する
  5. 変更証跡と引き継ぎ

実務メモ

利用者が接続するFQDNをSANで確認する

どこで効くか

SANはHTTPS、API、CDN、ロードバランサー、メールTLS、社内ポータルの証明書名不一致調査で効きます。CNではなくSANに実利用名があるかを確認します。

残す証跡

証跡には対象FQDN、SAN一覧、ワイルドカード範囲、CNAME元と先、返却証明書、SNI名、TLS終端点、確認コマンド、確認時刻を残します。

避けたい誤解

CNAME先の名前だけ証明書に入れても、利用者が接続する元のFQDNがSANになければ失敗します。ワイルドカードの階層、内部名混在、不要SANの残存も見落としやすいです。監視名との不一致も確認します。

まず確認すること

  • 実利用FQDNを一覧化する
  • SANとDNS台帳を突合する
  • SNI付きで返却証明書を確認する

SANを読むときの前提

SAN(Subject Alternative Name)は、証明書が有効なDNS名やIPアドレスを記載する項目です。TLSクライアントは接続先名がSANに含まれるかを確認します。

実務では、証明書を発行する前に、利用者が接続するFQDN、API名、CNAME、ワイルドカード、内部外部の名前差分、SNIで選ばれる証明書を確認します。

証跡には、対象FQDN、SAN一覧、ワイルドカード範囲、接続元、CNAME先、証明書フィンガープリント、確認コマンド、確認時刻を残します。

CNではなくSANを見る

古い手順ではCNを重視する説明が残っていることがありますが、実際の名前検証ではSANが重要です。CNに名前があってもSANに無ければTLS警告になることがあります。

証明書更新時は、旧証明書のSANをコピーするだけでなく、廃止した名前や追加したAPI名がないかを確認します。不要なSANは露出情報にもなります。

  • 接続先名がSANに含まれるか確認する。
  • 旧証明書との差分を確認する。
  • 不要なSANを削除する。

ワイルドカードとCNAMEの範囲

ワイルドカード証明書は便利ですが、通常は1階層分の名前だけを対象にします。たとえば *.example.com は a.example.com には使えても、a.b.example.com には使えないことがあります。

CNAMEを使う場合でも、証明書で検証されるのは利用者が接続した元の名前です。CNAME先の名前だけ証明書に入れても、元のFQDNがSANになければ失敗します。

  • ワイルドカードの階層範囲を確認する。
  • CNAME元の接続名をSANに入れる。
  • 内部名と公開名の混在を避ける。

SNIと終端点差分を確認する

同じIPやロードバランサーで複数証明書を扱う場合、SNIにより返る証明書が変わります。SANの確認は、実際のSNI名で接続して行います。

CDN、LB、WAF、リバースプロキシの片系だけ古い証明書を返すことがあります。SAN不足に見える障害でも、実際はSNIや終端点差分が原因の場合があります。

  • SNI付きで証明書を取得する。
  • 全TLS終端点のSANを比較する。
  • 既定証明書が返る条件を確認する。

変更証跡と引き継ぎ

SAN対応では、対象サービス、接続名一覧、証明書のSAN、申請理由、不要名の削除判断、確認結果を残します。名前の一覧はアプリ、DNS、証明書、監視でずれやすいです。

引き継ぎでは、Web基盤担当、DNS管理者、アプリ所有者、関連語としてCSR、SNI、証明書、FQDNを残すと確認しやすくなります。

  • 実利用FQDNを一覧化する。
  • 証明書SANとDNS台帳を突合する。
  • 追加削除の判断理由を残す。

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