セキュリティ・認証 / TLS/証明書
SANとは
Subject Alternative Name。証明書が有効なホスト名を複数記載する項目です。
用語集内のカードを見るセキュリティ・認証 / TLS/証明書
Subject Alternative Name。証明書が有効なホスト名を複数記載する項目です。
用語集内のカードを見るSANを、定義だけで終わらせず、現場で出てくる場面、確認材料、見落としやすい点、関連語とのつながりまで順に確認できます。
実務メモ
SANはHTTPS、API、CDN、ロードバランサー、メールTLS、社内ポータルの証明書名不一致調査で効きます。CNではなくSANに実利用名があるかを確認します。
証跡には対象FQDN、SAN一覧、ワイルドカード範囲、CNAME元と先、返却証明書、SNI名、TLS終端点、確認コマンド、確認時刻を残します。
CNAME先の名前だけ証明書に入れても、利用者が接続する元のFQDNがSANになければ失敗します。ワイルドカードの階層、内部名混在、不要SANの残存も見落としやすいです。監視名との不一致も確認します。
SAN(Subject Alternative Name)は、証明書が有効なDNS名やIPアドレスを記載する項目です。TLSクライアントは接続先名がSANに含まれるかを確認します。
実務では、証明書を発行する前に、利用者が接続するFQDN、API名、CNAME、ワイルドカード、内部外部の名前差分、SNIで選ばれる証明書を確認します。
証跡には、対象FQDN、SAN一覧、ワイルドカード範囲、接続元、CNAME先、証明書フィンガープリント、確認コマンド、確認時刻を残します。
古い手順ではCNを重視する説明が残っていることがありますが、実際の名前検証ではSANが重要です。CNに名前があってもSANに無ければTLS警告になることがあります。
証明書更新時は、旧証明書のSANをコピーするだけでなく、廃止した名前や追加したAPI名がないかを確認します。不要なSANは露出情報にもなります。
ワイルドカード証明書は便利ですが、通常は1階層分の名前だけを対象にします。たとえば *.example.com は a.example.com には使えても、a.b.example.com には使えないことがあります。
CNAMEを使う場合でも、証明書で検証されるのは利用者が接続した元の名前です。CNAME先の名前だけ証明書に入れても、元のFQDNがSANになければ失敗します。
同じIPやロードバランサーで複数証明書を扱う場合、SNIにより返る証明書が変わります。SANの確認は、実際のSNI名で接続して行います。
CDN、LB、WAF、リバースプロキシの片系だけ古い証明書を返すことがあります。SAN不足に見える障害でも、実際はSNIや終端点差分が原因の場合があります。
SAN対応では、対象サービス、接続名一覧、証明書のSAN、申請理由、不要名の削除判断、確認結果を残します。名前の一覧はアプリ、DNS、証明書、監視でずれやすいです。
引き継ぎでは、Web基盤担当、DNS管理者、アプリ所有者、関連語としてCSR、SNI、証明書、FQDNを残すと確認しやすくなります。
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