セキュリティ・認証 / VPN/暗号化
IKEv2とは
Internet Key Exchange version 2。IPsec VPNで暗号条件と鍵素材を合意し、接続相手を認証してSecurity Associationを作る鍵交換プロトコルです。
用語集内のカードを見るセキュリティ・認証 / VPN/暗号化
Internet Key Exchange version 2。IPsec VPNで暗号条件と鍵素材を合意し、接続相手を認証してSecurity Associationを作る鍵交換プロトコルです。
用語集内のカードを見るIKEv2を、定義だけで終わらせず、現場で出てくる場面、確認材料、見落としやすい点、関連語とのつながりまで順に確認できます。
Packet Story Lab
正常系と障害系の通信フローを見比べ、用語がどの観測点に現れるかを確認できます。
IKEv2はInternet Key Exchange version 2の略で、IPsec VPNを開始する前に暗号条件、鍵素材、接続相手のIdentityを合意するプロトコルです。IKEv2自体が業務データを運ぶのではなく、保護されたIPsec通信に必要なIKE SAとCHILD SAを段階的に作ります。
調査では、下位のIP到達性とUDP 500または4500、IKE_SA_INIT、IKE_AUTH、CHILD SA作成、ESP通信を分けます。VPNがDownという表示だけでは、どの段階で停止したか判断できません。
IKE_SA_INITでは双方が暗号アルゴリズム、PRF、DH group、nonceなどを交換します。この段階でNO_PROPOSAL_CHOSENになる場合は、PSKより先にproposalの共通部分を確認します。
IKE_AUTHでは、IKE_SA_INITで作った保護チャネル上でpeer IDとAUTH payloadを検証します。PSK、証明書、EAPなど認証方式に応じて確認点が変わります。PSK不一致ではAUTHENTICATION_FAILEDとなり、暗号proposalが一致していてもCHILD SAへ進めません。
NATを検出するとIKEv2は通常UDP 4500へ移り、ESPをUDPでカプセル化します。認証後はTraffic Selectorを基にCHILD SAを作り、実際の保護対象通信を決めます。IKE SAがREADYでも、Selectorやrouteが不一致なら業務通信は通りません。
設定修正後はIKE SAの確立だけで終えず、CHILD SA、ESP packet counter、対象Subnet間の往復通信、再鍵交換まで確認します。片方向だけcounterが増える場合は、戻りroute、NAT、Firewall、Selectorを追います。
証跡にはpeer、proposal、認証方式、SA状態、Selector、確認時刻を残し、PSK、秘密鍵、nonce、session keyは残しません。
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